iTunesに大量の音楽のデータベースを作り上げていると、中にはいくつか再生できない曲が出てくる。特に気になるのが、「!」のビックリマークが付いている曲。これは、データベースには登録されているが、楽曲ファイル本体が移動したり削除されたりして、開けなくなっている項目。フォルダの保存場所を変えたり、別のパソコンに乗り換えた際に、よく発生する。大量の楽曲の中に混在していると、非常にうっとうしいし、数が多いと1つずつ削除するのも手間だ。
この「!」マークの付いた楽曲をまとめて削除してくれるのが「CopyTrans TuneTastic」。データベースの中から「!」付きの楽曲を見つけ出し、アルバムごとに選択すれば一括処理で削除できる。iTunesにビックリマークが多発しているなら、このツールを使って最小限の手間で消してしまおう。
iTunesのリンク切れ楽曲のビックリマークの音楽ファイルを検索してまとめて削除
iTunesで楽曲を再生しようとしたところ、「元のファイルが見つからなかったため、曲”~”は使用できませんでした。元のファイルを探しますか?」と表示された。これは、音楽ファイルが削除もしくは移動され、元の不場所に存在しないためのエラーだ
エラーが表示された楽曲には「!」というビックリマークが表示される。このビックリマーク付きの楽曲を1つずつ右クリックメニューから削除していくのは、骨の折れる作業
iTunesの音楽ファイルの管理ソフト「CopyTrans」のインストーラーをダウンロードしよう。インストーラーをダブルクリックしてインストールを進めていこう
インストールの途中で、インターネットとの接続テストが行われる。「接続テストを実行」をクリックしよう
問題ない場合は「接続テストに成功しました!」と表示される。失敗する場合は、ウインドウズのファイアウォール設定でブロックを無効にしよう
インストールが完了すると「CopyTrans Control Center」が起動する。CopyTransの関連ツール一覧の中から、「CopyTrans TuneTastic」をクリックして起動しよう
「CopyTrans TuneTastic」が起動したら「スタート」をクリックする
「オートマティック」をクリックする
iTunesのライブラリの分析が開始される。ライブラリの楽曲数が多いと時間がかかることもある
分析が完了すると、リンク切れの楽曲(「!」の付いた楽曲)が「~アルバム中 リンク切れトラック~」という形式に表示される。右の目のボタンをクリックしよう
リンク切れのあるアルバムのリストが表示される。右上に表示されている数字がリンク切れファイルの数だ
項目を選択して歯車のアイコンをクリックし、「取り除く」をクリックしよう
取り除きたいファイルを選択し終えたら、画面左上の歯車アイコンをクリックすると、リンク切れファイルの削除処理が実行されるぞ