テキストエディタやエクセルなどの、主要なソフトに備わっているのが、「undo」(アンドゥ)と「redo」(リドゥ)の機能。前者は直前の操作を取り消す、後者は、取り消しにより戻った操作を逆に進める操作だ。通常は、キーボードでショートカットキーが割り当てられていて、戻る「undo」は「Ctrl+z」、進む「redo」は「Ctrl+y」となっている。
操作ミスをしたときに、一瞬でミス前の状態に戻せるため、非常に使用頻度の高い機能。「undo」「redo」をほとんど条件反射並に使いこなす上級者も多い。覚えておくべきというよりは「身体に染み込ませておくべき」操作方法だ。
「undo」(アンドゥ)と「redo」(リドゥ)の違いを理解する
例えばエクセルで、セルの中に数字を入力している最中に……?
間違って、セルの中の数字を消してしまったとしよう。こういう時は慌てずに、キーボードショートカットで「undo」(アンドゥ)を実行すればいい
キーボードの「Ctrl」キーを押した状態で、「Z」キーを押すと「undo」、つまり「1つ前の操作」に戻る
消してしまった数字が、「1つ前の操作」に戻ることにより、消す前の状態に戻った
「1つ前の操作」に戻すつもりではなかった。つまり、間違って「undo」を実行してしまった場合は「redo」(リドゥ)を実行する。キーボードの「Ctrl」キーを押した状態で、「Y」キーを押す
「undo」がキャンセルされて、「1つ前の操作に戻る」がなかったことに。最初の操作で数字を消したときの状態に戻ったぞ