マウスのホイールの調子が悪い……スクロールの幅が突然長くなったり、断続的にスクロールができなくなる、こういった症状の場合、まず疑うべきはマウスをコントロールしているソフトだ。
通常、パソコンにはマウス設定用のソフトが導入されており、クリックした際の挙動やスクロールの幅などを設定できる。ウインドウズにはコントロールパネルにもマウスの設定があるが、設定用ソフトがある場合は、そちらの設定が優先される。設定ソフトをデフォルトの初期設定に戻したり、バージョンアップや再インストールで、問題が解決することがある。
設定ソフトがない場合は、コントロールパネルの「マウス」の設定がおかしくなっている可能性が大。スクロールの設定を開いて、数値が正しいかを確認しよう。数値を再入力することでトラブルが解決することもある。
それでも直らない場合は、ハードウェア面のトラブルを考えよう。単純にマウスが壊れているケースもあるし、無線式の場合、電力不足で誤動作を起こしている可能性もある。無線式なら、マウスの電源を切ってリスタートすることで問題が解決することもあるぞ。
マウスホイールのスクロール設定はアプリとコントロールパネルで確認
マウスのスクロール設定は、マウスの設定ツールが優先。インストールされている設定ソフトを開いて、スクロールの設定をデフォルト(初期設定)に戻しておこう。画像はロジクールの設定ツール「SetPoint」の画面
マウスの設定ツールが導入されていない場合は、コントロールパネルからマウスの設定を変更しよう
コントロールパネル内にある「マウス」の項目を開こう
「マウスのプロパティ」が開くので「ホイール」タブを選択し、「垂直スクロール」の項目のスクロース設定を確認しよう。設定が問題なくても、ここを変更することで、ホイールスクロールの機能が正常に戻るケースもある