VPSを利用できるようになったら、さっそくrootでログインしよう。パスワードは契約時に設定したものを入力すればOKだ。
まず最初に行うべき作業は、新規ユーザーの追加だ。rootユーザーでも初期設定は行えるが、セキュリティ面でのリスクを考えると推奨できない。作業用のユーザーを追加して、以降はそのユーザーでログインして作業を行おう。
CentOSでのユーザーの新規追加には、「useradd」コマンドを利用する。続けてユーザー名を入力してEnterキーを押す。
# useradd ユーザー名
これで新しいユーザーが追加された。続けて、そのユーザー用のログインパスワードの設定を行う。「passwd」コマンドに続けて、設定したばかりのユーザー名を入力してEnterキーを押す。
# passwd ユーザー名
すると、パスワード入力を求められるので、任意のパスワードを設定しよう。パスワードの入力は2回必要。同じパスワードを繰り返して入力し「passwd: all authentication tokens updated successfully.」と表示されれば設定は完了だ。
Changing password for user ユーザー名 New password: Retype new password: passwd: all authentication tokens updated successfully.
これでユーザーとパスワードが追加された。さっそくこのユーザーとパスワードを利用してCentOSにログインして、利用できることを確認しよう。