バッファローのネットワークルーターには、初期設定で「192.168.11.1」というプライベートIPアドレスが割り当てられている。
ルーターの設定画面を開くには、ブラウザのアドレス欄にこのIPアドレスを入力すればいいが、なぜか設定画面が出てこないケースもある。初期設定(工場出荷時の設定)からプライベートIPアドレスの設定を変更していないにも関わらず、設定画面に繋がらない場合、ルーターのモードを確認しよう。バッファローのルーターでは、「ルーターモード」と「AP(アクセスポイント)モード」のうち、APモードに設定されていると、IPアドレスは「192.168.11.100」に自動的に変更されるのだ「192.168.11.100」をブラウザに入力するか、あるいは「ルーターモード」に戻して「192.168.11.1」を入力することで、ルーターの設定画面に繋がるようになる。バッファローのルーターのルーターモードとAPモードの切り替えは、背面の物理スイッチで行えるぞ。なお、バッファローのルーターでも、一部の機種では初期設定でのIPアドレスが異なる場合がある点に注意しよう(参照)。
バッファロー製ルーターでIPアドレス「192.168.11.1」を入力しても設定画面に繋がらない
バッファローのルーターは、プライベートIPアドレスの初期設定が「192.168.11.1」となっている(全機種共通)。しかし、ブラウザに「「192.168.11.1」と入力しても設定画面が出てこないことがある
ルーターの設定が「ルーターモード」ではなく「AP(アクセスポイントモード)」になっていると、IPアドレスが変更になっている。ルーターモードとAPモードの切り替えはルーターの背面のスイッチで行える(画面はBuffalo WZR-1750DHP)
設定画面にアクセスするには、APモードのままIPアドレス「192.168.11.100」を開くか、あるいはルーターモードに変更した上で「192.168.11.1」を開けばOK
コメント
[…] ただし、「192.168.1.1」を入力したのに、ルーターの設定画面に繋がらないことがある。実は、ルーターの開発元のメーカーや機種によって、割り当てられるIPアドレスは異なっている。「192.168.0.1」が固定で割り当てられる機種もあるし、「192.168.1.11」が割り当てられることになっている製品もある。たとえば、バッファローのルーター製品の場合、初期設定(工場出荷時)のIPアドレスは、多くの機種で「192.168.11.1」となっている(ただし、APモードの場合は変更される。詳細は別記事の「バッファローのルーターの設定画面がIPアドレス「192.168.11.1」で出てこない」を参照) […]