下線「_」を入力するのが「アンダーバー」なら、上線「 ̄」は「オーバーバー」と呼びそうなものだが、この記号の正式な名称は「オーバーライン」だ。
オーバーラインは普段はほとんど使われることがなく、それだけに入力方法を知らないという人も多いはず。アンダーバーは、キーボードのShiftキーを押した状態で「ろ」を押せば入力できるが、オーバーラインはキーボードからの直接入力は行えない。IMEで「きごう」と入力して変換すると、その中に「オーバーライン」という項目があるはずだ。
なお、オーバーラインは全角のみで半角は存在しない。また、メールアドレスやサイトのURLで使われることもない。「-」(ハイフン)と混同していないか確認し直そう。また、メアドやURLでは使われないが、「-」(マイナス)と見間違えやすいほか、「^」(キャロット)や「~」(チルダ)を勘違いしているケースもあるので、注意が必要だ。
オーバーバー(オーバーライン)の全角・半角の入力方法は?
「_」(アンダーバー・アンダーライン)といえば、キーボードの右下にある「ろ」を、Shiftキーを押しながら押すことで入力できる
しかし、稀に使われることがある「 ̄」(オーバーバー・オーバーライン)は、キーボードからの一発操作で入力することはできない
オーバーバーを表示するには、IMEを有効にして「きごう」と入力し、変換候補を表示させよう
「きごう」の変換候補の中に「[全]オーバーライン」という項目がある。これを選択すれば「 ̄」を入力できるぞ
なお、「_」(アンダーバー・アンダーライン)には全角と半角の2種類があるが、オーバーバー・オーバーラインには全角しかないのに注意。なお、メールアドレスやウェブのURLにこれらの記号が使われることはない